デジタル遺品を処理できるプログラムを組みたい!

情報技術関係の仕事をしている身としては、デジタル遺品の扱いというのはかなり気になるものです。
見られて困るようなものがあるかというと、そこまで多いわけではありませんが、それでも個人的なものをたとえそれが家族であったとしても見られたくないものです。
また、見られても構わないようなものであっても、残された人たちが処分に困ってしまうようであれば迷惑をかけてしまう事になるので、処理は自分の死後も自分の意志で行えるようにしたいと考えました。

自分だったら残したくない!

最近はデジタル遺品という言葉を耳にするようになりましたが、これは前々から今の時代に問題となる部分だと考えていました。
IT関係の仕事をしている人や昔からデジタルガジェットが好きな人は、自分の死後に残されたデータはどうなってしまうのかと一度は考えたことがあるものです。
それが近年になって一般人でも膨大な量の情報を持つようになったことから、問題が表面化してきたわけですが、この問題に対して自分はやはりデジタル遺品は残したくないと感じます。
見られたくないものもありますし、それを抜きにしても個人的なものを誰かに見られるのはあまり気分のいいものではありません。
誤解を招くようなものが残ってしまって家族に余計な心労をかけてしまうことになりますし、そうでなくてもどのようにして処理をすれば良いのか悩ましいものですから、そうならないように自分が死んだときには、一切のデジタル遺品が残らないような仕組みを作っておきたいところです。

勝手に消えるプログラムがあればいい!

自分が死んだときには個人情報が入った端末を物理的に破壊する装置があればいいという冗談は、ITに関係のある人精通している人であれば誰もが言ったり聞いたりしたことがあるでしょうが、実際にプログラムとして消したいものだけを消すことができれば良いのにと思うことはあります。
残したいもの残しても良いものだけをしっかりわけて、処理したいものだけ消すことができれば、残された人たちからしてもすべてが消えてしまうわけではありませんし、消えたものの存在は知らなくて済むわけですから精神的なしこりが生まれることもありません。
問題どのようにして必要なものと不要なものを分けるのか、自分が死んだ時にどうやってそのプログラムを起動するのかということになります。
処理にかかる時間もありますから、あまりに時間がかかるようでは困りますし、課題は山積みだったりします。
しかし、課題は多いものの今の時代に求められるプログラムではないかなという思いもあります。


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