SEやPGの仕事をしていると、PGの人が書いた本を読んでどのようなことを考えているのかを知りたくなります。
先日アメリカのプログラマーの方が書いた本には、ハッカーがやっていることは美しいソフトウェアをデザインすることと書いてあり、その中でアメリカのプログラマーは絵画を例に出してハッカーと絵画の関連性が描かれています。
これは絵画を学ぶべきだということで、絵画教室に体験入会してその関連性を身をもって体感することにしました。
プログラミングと芸術は共通点がある!?
ハッカーはハッキングの過程で様々なことを学んでいきます。
プログラミングの世界も素晴らしいプログラミングを見てそれを見よう見まねでやっていき、自らの力にして能力を高めます。
芸術もそれは同じであり、人の作品を見て良い部分は吸収し、作品を作り出します。
また画家は今までの作品を残しながら成長を確認できますが、プログラミングも同じです。
初めて取り組んだ時は下手で時間もかかりました。
何回か繰り返すことでより良いものが作れた実感が湧いてきました。
絵画教室に体験入会して感じた他の共通点は、最初に大まかに書いてあとは細かく書いていくことです。
おおよそのイメージを描き、詳細な部分を書き足していくことで1つのアートとして完成します。
プログラミングもまずはざっくりとした構想を作り、柔軟に対応していくことで素晴らしいプログラミングが書けます。
絵画教室に体験入会してみて、意外と接点が多いことに気づき刺激を受けました。
「絵を描く休日」もなかなか良いものです
休日はいつも家でゴロゴロしてましたが、絵画教室に体験入会してみて集中して絵画を作ってみると作品が仕上がった時の高揚感はプログラミングと似ています。
しかもこちらは趣味で行えるものであり、PGの仕事での達成感とはまた別の高揚感が味わえることから、絵を描く休日はとてもいいことに今回気付かされました。
まだまだ絵のレベルは低く、うまい人の絵画を見るととても一般の人とは思えないような高いクオリティでびっくりです。
絵を描いていく中で気付いたのは、仕事での疲れや精神的なストレスが段々と浄化されて清々しい気持ちになったことです。
心理学では昇華と言うようですが、ストレスを芸術にぶつけてそれがきれいな作品になっていくのは素晴らしさを感じます。
仕事で嫌なことが今後あっても、それを絵画にぶつければいいじゃないかとポジティブになれる存在だと思います。
海外のPGの本を読み、貴重な経験をさせてもらい一生の趣味と出会えたかもしれない喜びでいっぱいです。